業界別活用例コーンスターチ

打ち粉を複数台の成形機に粉体ポンプで自動供給したケース

液体名:打ち粉(コーンスターチ)/業種:食品

現状の課題および要望

冷凍餃子の製造工程で、4台ある皮成形機のホッパー内に、打ち粉を手作業で補充しているが、下記の課題があった。

  • 1. ホッパーが高い位置にあり、踏み台に乗って手作業で補充しなければならず、投入作業が危険かつ重労働である。
  • 2. 補充作業中は成形機の運転を止めており、1日に何度もライン停止が発生する。
  • 3. 打ち粉がこぼれたり、発塵したりするため、作業環境が悪化している。
  • 4. 空気輸送方式での自動供給を検討したが、成形機のホッパーの大きさでは投入された打ち粉があふれてしまうため、導入が難しい。

解決方法

わずかな空気量で粉体を配管移送できる粉体用モーノポンプPNS型を採用した。

改善メリット

  • ○打ち粉を1台のポンプから各成形機へ分岐して供給できるので、投入作業を自動化し、作業者の負担を減らすことができた。
  • ○各成形機への手投入が不要になり、補充にかかる時間を大幅に短縮できたことで、成形機の停止時間が減り、生産性が向上した。
  • ○配管で移送できるため発塵もなく、作業環境が改善された。
  • ○わずかな空気量で移送できるため、打ち粉がホッパーからあふれることなく移送できた。

フロー図

粉体用モーノポンプ導入前後の比較フロー図。手作業で行っていた粉体(コーンスターチ)の供給を自動化できた。
粉体用モーノポンプ採用前後の補充作業比較

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製品情報

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