よくある質問

お客様からのよくある質問です。

ポンプの異常

  1. ポンプが動かない。
    Check!
    • 電源はつながってますか。
    • 制御盤がある場合は、ブレーカーやサーキットプロテクターが“ON”になっていますか。
    • 制御盤やインバーターにアラートは表示されていませんか。
    関連するページ
    インバーター駆動での起動不良
    解決しない場合、お電話をいただく際に、以下の点をお伝えください。
    • 長期停止後(どの程度)の運転ですか。
    • モーターから何か音がしていますか。しているとすればどんな音がしていますか。
  2. 液体が送れない。
    Check!
    • 吸込側、吐出側のバルブは“開(OPEN)”になっていますか。
    • 供給側がカラになっていませんか。
    • ポンプが通常とは逆に回転していませんか。
    • 液体が漏れているところはありませんか。
    • 吸込側の配管に緩みはないですか。
    関連するページ
    軸封から液漏れする
    軸封以外から液漏れする
    メカニカルシールから液漏れする
    解決しない場合、お電話をいただく際に、以下の点をお伝えください。
    • ポンプは回転していますか。
    • 液体が漏れている場合、どこから漏れていますか。
  3. 移送量が減った。移送量が不安定だ。
    Check!
    • ポンプの回転速度が通常より遅くなっていませんか。
    • 吸込側み、吐出側のバルブは“開(OPEN)”になっていますか。
    • 供給側がカラになっていませんか。
    • 移送液の粘度は通常通りですか。
    • 移送液の温度は通常通りですか。
    • いつもと違う音はしていませんか。
    • ポンプや配管から液が漏れていませんか。
    • 吐出圧や吸込圧は正常ですか。
    関連するページ
    軸封から液漏れする
    軸封以外から液漏れする
    メカニカルシールから液漏れする
    解決しない場合、お電話をいただく際に、以下の点をお伝えください。
    • いつもと違う音がしている場合、どんな音がしていますか。
    • 液体が漏れている場合、どこから漏れていますか。
  4. 液漏れしている。
    Check!
    • 配管の接続部や、ポンプのねじ・クランプなどが緩んでいないですか。
    関連するページ
    軸封から液漏れする
    軸封以外から液漏れする
    メカニカルシールから液漏れする
    解決しない場合、お電話をいただく際に、以下の点をお伝えください。
    • 液体が漏れている場合、どこから漏れていますか。どれくらいの量が漏れていますか。
  5. 異常な振動がある。
    Check!
    • 吸い込み、吐出側のバルブは“開(OPEN)”になっていますか。
    • 吐出・吸込圧は、正常ですか。
    • ポンプの回転速度は通常通りですか。
    • 移送液の温度は通常通りですか。
    • 移送液の粘度は通常通りですか。
    関連するページ
    キャビテーションが起こる
    解決しない場合、お電話をいただく際に、以下の点をお伝えください。
    • どの箇所が振動していますか。
  6. いつもと違う音がしている。
    Check!
    • 移送液の温度は通常通りですか。
    関連するページ
    キャビテーションが起こる
    解決しない場合、お電話をいただく際に、以下の点をお伝えください。
    • どの箇所から、どんな音がしていますか。
    • 表面の温度が高くなっている箇所がありますか。

整備・メンテナンス

  1. メンテナンスの頻度について。

    移送液や運転時間によってポンプ部品の消耗度合いが違いますので、一概には言えません。当社には数多くの経験がありますので、お客様の使用状況から予測することはできますので、お気軽にご相談ください。

    ご相談をいただく際に、以下の点をお伝えください。
    • 使用状況(移送液の詳細や運転時間、運転環境など)。
  2. 長期保管後の使用について。

    ポンプ本体や部品の保存状態によります。ゴム系の消耗部品の交換は必要になると思われますが、整備・点検すればご使用いただけます。

    関連するページ
    ポンプを長期保管するときの注意
    ご注文の流れ(部品)
  3. PAシールタイプのジョイントのメンテナンス方法とは。

    注油する際、PAシール内にエアが残らないように気を付けてください。
    このタイプのジョイントは、PAシール内に潤滑油を充満させ、その中でジョイントピンが摺動する構造になっています。メンテナンス時、PAシール内への潤滑油の注入が不十分でエアが残っていると、PAシールの破損、ジョイントの損傷につながる恐れがあります。
    注油するときはカップリングロッドやローターを上下左右に動かして、エアを抜きながら潤滑油をしっかり充満させてください。

    参考図
    img_question_01

その他

  1. 用途・移送液を変更したい。
    • 弊社に必ずご連絡ください。移送液の液質によってポンプ仕様が変わります。液質によっては部品の早期劣化に繋がり、ポンプの性能が悪くなります。(ステーターの早期摩耗に繋がり吐出量が不安定になったり、メカ部の破損などに繋がります。)
    • ポンプ部品の材質が、用途・移送液に対して不適切な場合は、部品材質の変更が必要になります。
    • 移送量や吐出圧力が大幅に変わる場合は、ポンプ型式や駆動機の変更が必要になる可能性があります。
  2. 部品は修理できる?
    • めっきを施しているローターは母材に傷がなければ、再めっきをして再利用可能です。
    • ローターのピン穴などの摩耗した部分、ジョイントピンなどの摩耗した部品については補修できません。
    • ステーターは補修・修理ができません。ステーターは外側の金属外筒と内側のゴム部分が一体のものですので、摩耗・消耗したゴム部分だけを交換することができません。
    関連するページ
    ローターをリユースする(再めっき補修)
    メカニカルシールをリユースする(再ラップ補修)
    ご注文の流れ(部品)
  3. 別のモーノポンプの部品と入れ替えて使用は可能か。
    • ポンプの型式が同じでも、部品の材質や仕様によっては破損の原因になりますので、別のモーノポンプの部品と入れ替えないでください。
    参考1:ステーターが入れ替えできない理由
    • ステーターは納入仕様書に記載されている移送液に合わせて材質を選定しています。移送液が異なるポンプのステーターを使用すると、ステーターが破損する恐れがあります。
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    参考2:ローターが入れ替えできない理由
    • ローターは納入仕様書に記載されている温度条件に合わせて選定しています。温度条件が異なるポンプのローターを使用すると、ポンプが破損する恐れがあります。
    img_question_03
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