インバーターのオートチューニングをする

インバーターのオートチューニングについて

オートチューニングは、最適な制御ができるようにインバーター自体が接続されている駆動機を測定する機能です。そのため余分な電力を消費することがなく、省エネ運転が可能になります。

また、オートチューニングを行っていない場合には、起動トルクが足らず起動不良を起こすなど、不具合が生じる可能性もあり、オートチューニングの実施をおすすめしています。

弊社でモーターとインバーター、それらをつなぐケーブルを同時に納入する場合には、最適な状態でモーノポンプが運転できるよう、仕様にあったインバーターの設定とオートチューニングを実施したうえで出荷していますが、下記のような場合には、お客様にて再度オートチューニングを実施してください。

  1. お客様にてインバーターをご準備された場合
    弊社よりモーノポンプに適したパラメーターの設定表を提出いたしますので、設定表に沿ってオートチューニングの実施をしてください。
  2. インバーターとモーター間のケーブルの長さ、もしくは線径が変更になった場合
  3. モーノポンプが起動しない、もしくは起動はするが電流値が高い場合
  4. 経年的にモーターの絶縁状態が変化し、それにより電流値が上昇した場合

オートチューニングは省エネ運転、起動不良の防止に欠かせません。また、オートチューニングを実施せずに運転している場合には、起動不良や過電流の原因にもなりますので、是非、オートチューニングの実施をおすすめします。

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