新規事業への参入や新製品開発、
生産方法の改革など、
何かを成し遂げようとするとき、立ちはだかる壁。
その壁に向き合ったとき、
ヘイシンを選んだ人がいる。
何を求め、何が決め手となったのか
――。
「ヘイシンを見つけた人」に
振り返っていただきました。
「ヘイシンさんのディスペンサーは精度も価格も高いんですよ」。そう言って笑うのは、社長の瀬川様。社名を冠した福井銘菓「五月ヶ瀨煎餅」をはじめ、和洋各種のお菓子を製造・販売されています。「焼き菓子の大きさがそろわないのが悩みでした。生地の充填量に少しでも誤差があると、膨らんだときにサイズがバラバラになるんです」。課題に取り組んだ前田工場長は、3.5gの生地を正確に吐出するモーノディスペンサーを見つけます。「これを使えば問題が解決することはすぐに分かりました。でも、それだけで購入に踏み切るのはなかなか……」。しかし、報告を聞いた社長の反応は「いいじゃない!私も気になっていた」と工場長の予想に反したものでした。
鉄板の上に正確に吐出される焼き菓子の生地
決して安価な機械ではありませんが、社長の背中を押したのは「新商品開発にも使える」という将来への期待。「オリジナリティは地元で生き残るための生命線」との思いで、生地の研究や生産方法の改良にも力を入れてきた五月ヶ瀬様。生地の性状が変わっても柔軟に対応できるモーノディスペンサーには「やっぱり導入して良かった」と高い評価をいただいています。「お菓子って夢のある食べ物ですよね」とニッコリ笑う瀬川社長。「ヘイシンさんも未来のヒット商品という夢を私たちに与えてくれました」。うれしい感想。ありがとうございました。
生地を焼く準備を進める工場内